大学部活回想記

叱られ続きの主将(笑)がべしゃる

部活でメリークリスマス

私たちの部活は毎年4日ほど冬合宿を行いますが、クリスマスと被ることが多かったです。

幹部時代も見事に12/24,25が冬合宿に重なりました。

そもそも、冬合宿を如何に軽症で終わらせることしか考えていなかった上に

当時彼女がいたこともなく男友達と騒いで過ごしたことしかない私には些末な問題でした。

寧ろ、カップルを鬱々としながら遠巻きに眺めることがなくて精神衛生上良かったかもしれません。

冬の合宿は県内の湖のほとりの民宿で行われることが多かったのですが、人気はなく、夜は暗く風がとにかく冷たい場所です。

クリスマスイベントとは無縁の場所なのです。(俗世から離れる場所としては良いところだと思います。)

もちろんTVを見ることもラジオを聴くこともなかったので、完璧な隔離場所です。

そういえば副将のやつが部の女の子と付き合っていたようですが、いちゃいちゃする暇は与えませんでした。

練習も終わり、幹部部屋なる場所で他の幹部たちと共に次の日の計画書の修正をしていると、恰幅のいいサンタクロースが部屋に乱入してきました。

「メリークリスマース!みんなにプレゼントだ!」

チロルチョコ大のチョコをみんなに配ってくれました。

こんな場所にまで来るとはサンタは優しいなぁ~暇なのかな?

残念ながら本物ではなくOBの先輩がサンタに扮しているだけでした。

その愉快そうにしている姿を見て「俺もここであんな楽しそうにできる日が来るんだろうか」と思いを馳せました。(来ません)

そしてチョコがそこまで好きでなかった私は申し訳ないが要らなかったので、「ありがとうございますっ!味わいます!」

と感謝を示した後、他の人にこっそりあげました。