大学部活回想記

叱られ続きの主将(笑)がべしゃる

カフェインが過剰に働く身体

私は昔からカフェインを摂取した日は大抵眠れなくなります。

おおよそ11:00以降でのカフェイン摂取が原因です。

いつもの就寝時間である12:30から覚醒したまま、永遠とも思える時

間寝返りゴロゴロすることになります。

周りの人は午後や夕方、果ては寝る直前にコーヒーや緑茶を飲んでもスヤスヤ眠れる

人が多く、うらやましいなと思っております。

というのも、社会人になってから親戚やお客さん、講習会などへ赴くことが増えました

が、そこでよく振舞われるのが

「どうぞ召し上がってください」と差し出される温かい一杯の緑茶、はたまた「お疲れ

様です。」と手渡される缶コーヒー。

ありがたい。ありがたいんですが、私にとっては長く苦しい夜へ誘う毒でもあります。

 

湯呑の緑茶はちびちびと少量飲み、コーヒー缶は懐にこっそり隠して後で誰かにあげた

りしますが、場合によってはお断りすることもあります。

それじゃあなんだか悪いと、先方が持ってきてくれるのは緑茶。

ちゃうんですカフェインがダメなんです。

と言えず腹を括り飲み、長い夜を彷徨ったことが何度かありました。

 正直白湯でいいんです。あたたかいお湯でいいんです。

あるいはミネラルウォーターでもいい。

まあカフェインがダメなんですといえば大体は問題ないんですけども。

このコーヒー、緑茶の両者が使用される場面は多くなかなかめんどくさいんですよね。

 

 

そういえばコーヒーはうちの親父もダメで、入試試験日に親戚のおじさんから普段飲ま

ないコーヒーを勧められ、結果試験中鼻血がとならなくなり答案用紙を血で染めたこと

があったそうな。

カフェインに敏感なのは親譲りなのかもしれません。

 

ちなみに緑茶自体は好きです。朝はよく嗜みます。

そんな私が昼でも夜でも緑茶を気兼ねなく飲めるのが100円寿司の粉末緑茶です。

あれってひょっとしてノンカフェですかね?寿司には緑茶が合うのでありがたい限りで

す。

 

 

冬の鼻詰まりが治った話

私は毎年冬になると、鼻詰まりに悩まされていました。

冬になると耳に違和感が生じたり、脳もうまく働かず?学業成績も必ず落ちていました。

といいつつ春にも鼻詰まりや鼻水、目のかゆみなどは発生していてますが

これはイネ科による花粉症で、イネがあるところへ行かないようにしたり耳鼻科に行けば症状を和らげることはできます。

冬もブタクサの花粉アレルギーじゃないかと言われていましたが、耳鼻科に行ってもあまり改善効果があった記憶がなく、冬の鼻づまり解消を半ばあきらめていました。


しかし昨年末肩こりが鼻詰まりの原因となるという話を耳にした時にふと思います。

「俺なかなか肩凝ってるな?」

私は冬には肩こりにも悩まされることが多かったのです。

もしやこの辺が往年の鼻詰まりの原因では?との考えに至り、ならば肩こりを解消してみようと思い立ちます。

手がかりとなるのは冬限定というところです。

他の季節とそこまでルーチンワークが変化するわけではないので、あるとすれば気候の変化だろう。

そう思いながら数日考えてみたもののよく分からずにいましたが、出先で鏡の前に立った時にやたらと肩を怒らせている自分に気づきます。

「俺なかなか力んでるな?」

と、肩の力を抜いてみると肩がもげるのではと思うほど勢いよく下がっていき、同時に痛みが走ります。

どうやら寒い時に相当強力に肩をすぼめていたようです。

それ以来、意識して力を抜くようにすると自然と鼻詰まりが消えていきました。

結論として、鼻詰まりの大きな原因は肩の力みだったようです。


ちなみに肩凝りに関しては鼻づまりと関連付ける前から、それはそれとして悩んでおり針治療に行っていましたが

その場で治っても数日するとぶり返していました。

針の先生に「治療しても根本的な改善にはならないから、肩の筋力つけてみたら?」と助言をもらい筋トレを始め、

丁度筋肉がついてきたかな?と思える時期でもありました。

もしかしたらこれも関係していたのかもしれません。


今冬は空気がうまい。

”未来のミライ”長編アニメーション映画賞ノミネートに際して

細田守監督の「未来のミライ」が長編アニメーション映画賞にノミネートされたそうですね。おめでたい。

私は彼の映画作品"時かけサマーウォーズ、雨と雪、バケモノの子"はどれも好きで

本映画も上映開始直後くらいに友人と見に行きましたが、総評としては残念ながらあまりピンときませんでした。

子育ての様子を生々しく描いている"だけ"ではないか?子供が考えているようなことを表現した"だけ"ではないか?と思ってしまったんですね。

命が紡がれていく素晴らしさを描いたのかな?と思いきやそういったオチも、少なくとも当時は見受けられず悶々としたものです。

各所見どころもあって、特にラストに未来の東京駅?を描いたシーンがあるんですけど、そこの色合い、システム、そこから生み出される雰囲気というのはとても新鮮で脳が活性化したような感覚も味わえました。

また、主人公が住んでいるお家もワクワクしてしまうような作りになっていて楽しめた部分もあったんですけどね。

一緒に同行した友人は子供の視点で描かれる葛藤を表現した素晴らしい作品だと評価しており、自分の感想を述べたところ「戦争じゃー!!」と宣戦布告され相容れないことが判明しました。

今回、この"表現"が世界に認められたわけなのですが、受賞の一報を聞いて評価の違いの根っこをなんとなく薄々感じているところにこんな記事を見かけました。

https://inukoroblog.com/2018/12/09/mirai_no_mirai/

いぬころさんがおっしゃっているように、まさに娯楽と文芸を混同してしまったことが面白くないと感じてしまった原因かなと思います。

同氏が語っている宮崎駿監督と高畑勲監督の作品性の違いについても今回の評価のすれ違いを考える上で私としてはしっくりくる例えでした。

 

それと、"○○なだけ"と描かれたものを自分の枠組みの中に押し込めて、機械的に処理してしまうのも良くなかったと思います。

これはこの作品に限らずですが、あらゆるコトに対してありのままを見られる目を持っていきたいですし、そうすればより多くの体験ができるやもしれません。

 

"評価されたから"というのもなんとも情けない話ですが、機会があればもう一度見てみようかと考えてます。

もう少し視点を変えてみるとまた違った景色が見えてくるのかもしれません。

もっとも、私にそのような文芸を味わえる感性があるか怪しいですがw

ガス漏れ

先日、風呂場で台座に座って体を洗っているとガスの抜けるような音がしました。

「もしやどこかでガス漏れか?」と耳をすませると何やら己の下方から聞こえてくる。

そしてその場所を特定した時、愕然としました。

どうやら自分の穴からガスが漏れていたようです。

屁に気づかない主があるか!と思わず叫びそうになりましたが、同時に昔飼っていた犬のことを思い出しました。

柴犬とゴールデンレトリバー、秋田犬などが混じったような中型犬のオスでした。

毛がもふもふで気持ちよくその日もナデナデしていると、「ぷー」という音が犬の後方から鳴り、彼は若干臆病なところがあってか一瞬動揺したものの正体を暴かんと自分の後方に向かって走り出しました。

しかし、行けども行けども追いつけません。彼は輪を描きながら延々と回り続けます。

当時は"お馬鹿さんだなw"と笑っていましたが、どうやら飼い主そろってお馬鹿さんだったようです。

己の屁くらいは把握したいものですね。

チョコを肴に

バレンタインということで、先日妻からチョコを頂きました。感謝です。

醸し人九平次ブレンドしたシルスマリアさんの生チョコ、お供に笑四季の貴醸酒というラインナップです。

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九平次生チョコレート | 生チョコと手作りケーキのお店 シルスマリア生チョコと手作りケーキのお店 シルスマリア

笑四季(えみしき) 笑四季酒造 佐野屋 JIZAKE.COM

使用されている醸し人九平次 別誂 は甘み酸味のバランスが良く、キレのある日本酒です。ワインのようだとも表現されます。

貴醸酒は水の代わりに酒で仕込んだ酒で、独特のとろみのある甘口の日本酒でのことです。(wikipediaより引用)

通常の日本酒をスイーツと一緒に嗜むと、スイーツの甘味で日本酒の旨みがかき消されますが貴醸酒はそれに十分耐えうるほどの甘味を持っています。

以前ケーキと合わせて呑んで衝撃を受け、今回も試してみようということになりました。


役者が揃ったところで生チョコをまず頂きました。口の中で徐々にとろけていきましたが、ホワイトチョコのやや控えめな甘味が先に訪れ後から日本酒特有の旨みが舌を覆いとても上品な味わいでした。

口に甘みが残っているところで笑四季を送り込むと、日本酒としての存在感をたもって舌を駆け巡りました。

日本酒をブレンドしたチョコなだけあり2つの相性も良く、口の中で仲良くやっているのが伝わってきます。

ごちゃごちゃ書きましたが要するにおいしかったのです。

その日は少々酔いの回りが早く、途中から気分よく「こりゃうめーw」と言いながらパクパクガブガブしてしまったのが本当に悔やまれます。

しかし、流石にもったいないと理性?が働きでブレーキを掛け両方1/3ほど残してバレンタインタイムを終了しました。

チョコを積極的に食べるタイプではありませんが、こうしてたまにハイクオリティーチョコレートを頂くのもいいものですね。

献血好きの男

私の所属していた部活には、Qという男がいました。

彼は心優しくも少々不思議なところがある人物でした。

春合宿の時のことです。

春合宿では、とある武道の部活に所属した大学の部員たちが一同に会します。

そして我々もその一員です。

そこでは、練習の合間に献血が行われます。

献血は任意で、部員は体調を確認しながら自分のペースで練習に復帰します。

そして、その年の春合宿でも献血の告知が行われたとき、Qはこう言いました。

「ああ、日数が足りないや、残念」

献血は一度行うと一定期間は行わないようにするというルールがあるそうで、彼は前回の献血から十分な日数が経過していないというのです。

どうやら献血をよく行っている様子。

おお、社会貢献しているな。と感心しました

献血って気持ちいよね」

!?

「吸われる感覚がいいね」

!!??

と言われ感心がどこかへ飛んで行ってしまいました。

彼はこういう場面では素直に感情を表現するタイプだと思っていて、嘘を吐いている可能性はかなり低いです。

ちなみに私も献血に参加したことがありますが、その感覚はよくわかりません。

少量とは言え生命の源です。それを失うことに快感を覚えるのはいささか問題であるような気もします。

献血を快楽で行うといっても、人々を救うことになるし、ルールを守っているので全く問題はないと思いますが

献血では飽き足らず、蚊や蛭に血を与え始めてしまうのではないだろうか。

どうやら彼は、献血で貰えるお菓子やジュースが好きというのも理由の一つであり、そちらへ流れる危険は少なそうなので一安心しました。


しかし、もしかしたら彼みたいな人もいるのでは?と思ってネット検索してみたら、某掲示板で見かけました。

真偽の程はさておき、火の無いところに煙は立たぬといいますので、そういうこともあるのかもしれません。

Q本人がネットで発言している可能性もありますが、もうどうでもよくなってきました。

自分も気持ちよくなり、人々も救う。ありがたい話です。

後悔は背中を押してくれる

ついこの間、妻から「友人にひどいことを言ってしまった。私は最低な人間だ。」という話を聞きました。

それは、安易に謝れば余計神経を逆なでしてしまうようなことのようで、他にも色々とミスが重なったのもありひどく落ち込んでいました。

人からこういう話を聞かせてもらった時普段は話を聞くだけに留め、それで相手の頭の中が整理できればいいなと思っていますが、何かの度にこのようになってしまうのはつらいと思うのでちょっとしたアドバイスでもできないかなと考えていると、本棚にある"君たちはどう生きるか"という本が目に入りました。

この本は、ちょうど一年ほど前に見かけたベッキーさんのインタビューをきっかけに買った一冊です。

2018 新たな時代へ “君たちはどう生きるか” - NHK クローズアップ現代+

件の不倫騒動も落ち着いた頃でしたが、社会的制裁を受け、自責の念にも駆られ、苦しみの真っただ中であったと思われます。(もちろん本心はわかりませんが)

"君たちはどう生きるか"の一節の紹介と共に、

「後悔が背中を押してくれるという言葉は、はっとしました。もう人を悲しませないって思いながら。あのときの日々が私の背中を押しているというのはありますね。後悔というか反省ですけどね。」

というコメントをされていました。

話を聞く限りでは、考えを転換させるひとつのきっかけとなったように見え興味が湧き買ってみたという話です。

実際に読んでみて他の節も含め感じ入ることがたくさんありました。


過ちは時に重くのしかかり、後ろ向きになることも少なくないと思います。

そんな時に前へ進む勇気をくれる一冊だと感じています。


前振りが長くなりましたが、妻にその章を読んでもらいました。

表現が上手いと言っていましたが、私もそう思います。

"やらなきゃだめだ"、という悲壮ともいえる決意を強いられるのではなく、"やるぞ!"という自発的な決意、勇気が貰える表現だと思うのです。

彼女の中で腑に落ちたかは分かりませんが少しでも本人にとって良い方向に向かっていけるきっかけになれば良いなと思います。