大学部活回想記

叱られ続きの主将(笑)がべしゃる

夏合宿初日

恐怖の初夏合宿の続きです。

我々は早朝、バスに乗り込みます。
合宿先は県外の山奥です。
なぜ山奥かというと、少し涼しいからというのが表向きの理由ですが
後から聞いた話しによれば逃亡防止、というのも一つの理由らしいです。
かつて近場で行っていたところ、合宿から逃亡しそのままバックれた人間もそれなりにいたらしいです。

隣に座った同級生に下らない薀蓄を垂れ流しストレス発散したあと(すまなかったと思っている)
休憩のためのサービスエリアに到着しました。
呑気そうにサービスエリアでくつろぐ人たちが羨ましくて仕方ありませんでした。

到着すると物品搬入、完了し次第練習開始です。

涼しいことには涼しいですが、やはり真夏なので動いていると汗が流れ落ちます。。
幹部や上級生に加え、OBOGの方がいるので一時も心は休まりません。
単独で廊下ですれ違いたくないので、下級生の群れに隠れ、事なきを得ようとしていました。
学ぶ姿勢も少しはあったとは思いますが恐怖が先行しすぎていましたね。

水分補給や怪我をした時の対処法などそのあたりは徹底していたので、熱中症で倒れたり
怪我をするひとはあまりいなかった気がします。
むしろ倒れたい。

練習が終わると夕飯です。
ここでは食事の配膳が少々面倒です。
配置に気を付け、それをきちんと統一するので誰かが間違えると大変なことになります。

膳の用意は下級生から行い、途中で上級生→OBOG→先生の順で呼びに行き、立場的にトップ
の人が到着する直前に配膳が完了するようにします。

温かいものが冷めないように、あとは食事を前にして待ちぼうけを食らわせないようにするためです。
OBOGの方々にも先生の経営する道場の幹部がいらっしゃり、序列がありますので注意が必要になります。
序列によって座る位置も決まってますので、間違いは厳禁です。

食事は特に多くも少なくもなく、ドカ食いさせるということもなかったので特に気にはなりませんでした。味噌汁はぬるい。

OBOG以上の入退場の時は、挨拶をします。
更にOBOG以上にはお付があるので(全員かは覚えていない)
上級生や幹部は飯をほっぽり出してついていきます。
食べるの遅いと辛いですね。

食事が終わると少し休憩して夜練です。
昼より緩いのでその点はいいのですが、とっとと寝たいところです。

夜練が終われば晴れて練習終了です。
部屋に帰って布団を敷き、風呂の順番を待ちつつ部屋に乱入してくる
上級生に絡まれたり説教されつつ、同期との束の間の談笑もあり
気づけば10時くらいです。
(幹部は深夜まで仕事)

そのまま寝ます。

日程はこの時は6泊7日だった気がしますが、これを毎日やるのかと
戦々恐々としていました。

次回に続きます。