大学部活回想記

叱られ続きの主将(笑)がべしゃる

どうやら主将に向いてないらしい

年度末には幹部交代と、先生方に一年お世話になりました、という宴会が開かれます。
当時主将であった私も、その宴を迎えようやくお役御免の時が訪れていました。
この会は上級生が主催するので、いつもよりは肩肘張らずいられました。
その時私は先生をお送りするドライバー係だったので、お酒は呑まず車でご自宅までお送りする
役目を任されていました。
会話も気を使いますし、何より命を預かる大事な役割でした。

宴も終わり、お送りしている最中です。

お前、主将向いてないな

と残念な一言。
終わり際に何をおっしゃるのか!と思いつつ、
自らが主将として不甲斐ないことも承知していたので、ほっとするような気持ちでした。
向いていないんじゃ仕方ないな~といった具合です。
むしろ終わり際だったからこそ言ったんですかね?
お前はチームを牽引していくようなタイプじゃないぞと伝えるために。

それにしても"それなら仕方ないな~"と思う以外に何か別の思いがあった気がするんです。
怒りか悲しみか、よくわかりませんがそこにあったけど表に出てこないような感じです。

こうして主将としての役割は終えましたが、イマイチ釈然としない区切りとなりました。
この後、楽になるどころか神経のすり減りが加速していきますが、そんなことは露知らず
ダメダメだったけどやりきったなと一息つくのでした。