大学部活回想記

叱られ続きの主将(笑)がべしゃる

渡せぬ退部届

件の部活には1年生から4年生の前半まで在籍していましたが、常にと言っていいほど練習やイベントが憂鬱でした。
「んじゃやめれば?」
何回も言ってもらったし、自分も何回か思い立ちました。

しかし、4年前半終了まで辞められませんでした。理由はいくつかあります。

まず、退部に関して幹部未満の部員は
幹部→上級生の許可が必要になります。
その正規ルートを辿るには数回の面談?が必要となります。
私などは話すだけでも怖いのに、そんな面談などとても怖くていけないと
尻込みをしていました。

幹部生の退部は一番厳しく上級生、先生らの許可がなくてはならず、
幹部は1年という期限付きというのもあり、学業やメンタル面での退部は
ほぼ許されないと思います。(そういった理由で正規に辞めた人は見たことがない)
ということで、幹部での退部は概ねバックれルートです。

上級生も先生の許可が必要ですが、そこまで難易度は高くないと思われます。
OBOGにも同席する可能性があるので怖いですが。

バックレルートは、人にもよるそうですが、下級生、幹部、上級生の立場を問わず電話が数回かかり、数人で家に来る場合もあると聞いていました。

ここで問題なのは、バックれたとしても同じ学校なので顔を合わせる可能性は十二分に
あり得るということです。また待ち伏せの可能性も当時は否定できませんでした。
もちろん、手荒な真似をすることはなく、説得という形だけだと聞いていますが、
当時は十分怖かったです。元部員で退学した人間も何人か居ると噂は聞きました。
部活との関連性は不明ですが、要因の一つにはあるかもしれません。
(学校自体も学業的な意味でそれなりに厳しかった)


あとは、大きなイベントの後は少し心が晴れてもう少しやろうかな、という気になってしまうことです。
流されやすかった私は、あえなくその潮流に飲まれてしまったのです。

最後に、結局のところ自分の中でここで辞めたくないというプライドのようなものがあったのでしょう。
今ではそんなに嫌ならとっとと辞めるべきと思っていますけどねw

そんなこんなで結局4年生前半まで部活を続けてしまうのでした。